アトピーかゆみ緩和させる為には?子供のアトピー改善には?

By | 2014年12月14日

アトピー自分の子供がアトピーと診断された時、何を思うでしょう。

私はただただ不安という事だけでした。

何がどう不安かと聞かれるとわからないのですが。

けれど、最悪の状況までも想像してしまったのです。

毎晩血まみれの子供、赤くただれた全身の皮膚、食事制限、一生つきまとう痒みという魔物。

この先、一生眠れない夜を続けるのかと・・・。

スポンサードリンク

そこでまず母親として、やってしまうのは、アトピーについて詳しい症状を知るために専門書を読みあさることです。

アトピーを知ることから始めようとしてしまうのです。

確かに、これは間違いではありません。

魔物を退治するためには、魔物を知らなければなりませんから。

けれど、ある日、ふと気づいたのです。

それが、目の前の子供を想っての行動なのだろうか、と。

子供そっちのけで専門書を読み続け、アトピーの事をどんなに詳しく知ったところで、子供の症状は治まりません。

どの本にも、自分の子供を治す為の方法はどこにも書いていないのです。

アトピーと言うのは、人それぞれ症状が違い、患部も様々で、その度合いも辛さも千差万別です。

ただ同じなのは、原因不明の痒みとかぶれを繰り返すという事だけです。

つまり、今母親としてしなければならないのは、総合的なアトピーに関する知識を頭に詰め込む事ではなく、目の前の子供としっかり向き合う事なのではないでしょうか。

一番そばにいる母親こそが、子供にとっての最大の治療薬なのですから。

 

精神面からのアトピー治療

子供のアトピー症状で、悩まされるのが、夜中です。

日中は別のことで気を紛らせたり、意識を痒みにもっていかない様に仕向けることはできますが、一度眠りにつくとそういうわけにはいきません。

すっかり目覚めてしまえばまた違うのですが、寝ぼけたまま掻き出してしまったら最後、皮膚を掻き壊し、出血しても掻く手は止められないのです。

その手を止めたくて、必死で押さえ、患部をさすり、なんとか深い眠りに誘おうとする母親もまた、睡魔と闘うことになるのです。

1日2日のことではなく、それが毎晩続くのですから、子供はもちろんのこと、それに付き合う母親も睡眠不足になり、ストレスが溜まってしまいます。

そして、ついしてしまうのが、「掻かないで」と叱ってしまう事。

「掻くから痛くなるでしょう」と、どこにも向けられないイライラや怒りを、子供に向けてしまうのです。

子供はただ痒みと必死で闘っているだけなのに。

「誰が悪いわけでもない」

これが、アトピーの一番辛い部分なのではないかと私は思います。

誰も、何も責められないのです。

気持ちをぶつける場所がないのです。

そこで、今闘っているお母さんに伝えたいことは、「頑張りすぎなくていいんですよ」ということです。

確かに、子供の症状は心配で寝てなんていられないでしょう。

けれど、疲れ、イライラし、叱ってくるお母さんが、実はアトピーをさらに悪化させる要因となってしまうのです。

アトピーにはストレスが最大の敵とも言われています。

とても敏感な子供はお母さんの気持ちをすぐに察知し、怒らせてしまったと責任を感じます。自分のせいだと責めてしまいます。悲しくなります。

それがストレスとなってしまうのです。

そのストレスが、痒みを悪化させてしまいます。

ですから、お母さん、必死にならなくていいんです。

治るものは治るし、治らないものは治りません。現実を冷静に受け止め、その上で出来る範囲のことを行えばいいのです。

痒みの辛さを身をもって知ることも大切でしょう。

私たちは無意識のうちに、痒みが生じたらそこを指で掻くことで解消しています。

1度、痒い時に、掻かずに我慢してみてください。辛いはずです。

それこそが、1日中子供が闘っている魔物なのです。

「辛いよね。わかるよ」と、子供の気持ちを理解し、伝えてあげることで、きっと子供も安心するはずです。

どんなに辛くても、一番そばにいる人がわかってくれると言うのは、とても大きな心の支えとなるはずです。

 

 

身体面からのアトピー治療

アトピー治癒にとって、精神面が大きくかかわってくるとお話しましたが、精神面だけでは症状をなくすことはできません。

スポンサードリンク

その為、皮膚科の、出来ればアトピー専門医に相談することをお勧めします。

その上で、どう治療していくか、決めるのはお母さんです。

その病院によっては、強いステロイド外用剤を処方するかもしれません。

また、まだ歴史の浅いプロトピック軟膏をすすめてくるかもしれません。

漢方の塗り薬かもしれないし、飲む漢方薬かもしれません。

けれど、そのうちのどれが自分の子供に合うのかは、試して結果を見てみないと誰にもわからないのです。

つまり、お母さんの判断が重要という事になってきます。

いい薬には必ずと言っていいほどに副作用が存在します。

しかし、副作用を怖がるために薬を使用しなかったり、弱い薬を長期間塗り続けることで、余計に悪化させることがあるのも事実です。

それを踏まえたうえで、子供の気持ちを第一に考えると、自ずと答えは出てくるのではないでしょうか。

ここでは、薬以外で症状を和らげる方法を、少しだけお話します。

 

☆乾燥による痒みには

①保湿

肌が乾燥していると、痒みは悪化してしまいます。

潤いがない部分を掻けば簡単に傷を作ってしまうでしょう。

そこで、大切になってくるのが、保湿なのです。

保湿も、クリームを塗ればいいと言うものではありません。

クリームはあくまでも水分が肌から逃げないように蓋をする役目であり、その中に逃げるべき水分がないのであれば意味がありません。

その為、クリームを塗る前に化粧水をつけることをお勧めします。

これは余計なものの入っていない、安価のものの方がいいです。

きちんと肌を潤わせて、その上でクリームを塗ると、保湿効果が高まり、持続させることが期待できます。

これは、乾燥に気づく前に1日数回行うといいでしょう。

②洗いすぎないこと

アトピーの肌はとてもデリケートです。小さな刺激で簡単に悪化してしまいます。

入浴時は、スポンジではなく、お母さんの手で優しくなで洗いしてあげましょう。

 

☆夜中のかきむしりには

①痒いという感覚を別の刺激に置き換えてあげる

別の感覚と言うのは、「痛い」「冷たい」と言うものです。

* 痛い・・・患部を優しくペチペチと叩いてあげましょう。しかし、やりすぎると、余計に熱をもって痒みが悪化してしまうかもしれないので、注意してください。
* 冷たい・・保冷剤や、濡れたガーゼで冷やしてあげましょう。

②室温を下げる

子供の体温は大人より高く、暑さでも痒みが悪化するものです。

寝るときは、大人が少し寒いかなと思うくらいの室温で十分なのです。布団も薄くしたほうが寝やすくなるかもしれません。

ぐっすり眠ってしまえば、掻かずに夜を過ごせるでしょう。

③爪を切る

爪がのびていたら、その爪でひっかいて傷を大きくしてしまいます。

掻いてもなるべく傷を最小限に抑えるために、こまめに爪を切ってあげましょう。

切った直後の爪も肌に傷を作りやすくなります。爪やすりなどで滑らかにしてあげましょう。

④ミトンをつける

アトピー専用のミトンと言うものがあります。それを手にはめることで、夜中に掻いても傷を作らずに済みます。

お母さんも安心して眠れるでしょう。

専用ミトンではなくても、ガーゼの手袋や、包帯などでもいいです。

 

まとめ

アトピーの子供を持つ母親なら誰でも1度は、自分を責めたり、子供を叱りたくなったり、悩み苦しむ瞬間があるでしょう。

しかし、この症状はひどい状態がいつまでも続くものではありません。辛い時もあれば、落ち着く瞬間だってやってくるのです。

完治までは難しくても、良い方向に向かう事はあり得ます。

また、幼児期のアトピーであれば、肌に抵抗力がつくと治ることもあるのです。

一番大切なのは、お母さんが慌てないことです。

スポンサードリンク
このエントリーを Google ブックマーク に追加
Pocket

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)