介護ヘルパーになるには?初任者研修と学校や通信教育について。

By | 2016年1月4日

介護ヘルパー

先日厚生労働省は2020年代初めまでに約50万人分の介護施設を整備するとの計画を公表しました。
当初の40万人に10万人上乗せの受け皿を計画したということで介護職の需要がますます高まりそうですね。
介護職の離職ゼロにむけての政府の対策も合わせて発表されました。
現在も求人誌や新聞の求人欄で多く目にするのが「介護ヘルパー」募集の文字です。
今日はその介護ヘルパーの資格についてお話ししたいと思います。

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介護ヘルパーになるにはどうしたらよいですか?

介護の仕事をするには実は特別な資格はいりません。
介護施設などでは、やる気さえあれば未経験者でも可というところもあります。ただ、実際に働くとなると、介護ヘルパーの資格を持っていることが有利でしょう。
介護ヘルパーになるには、介護事業所や介護施設に所属するのが一般的です。

一番多いのが、利用者様のお宅に直行直帰の非常勤パートです。
所属事業所のサービス提供責任者が作成した訪問介護計画に従って、利用者様の介護に当たります。
介護ヘルパーは自分の都合の日時に仕事を入れる形になり、比較的勤務日数や時間に融通が利く仕事です。夫の扶養内で働きたい主婦の方には最適な仕事でしょう。
介護の仕事は向き不向きのはっきりした仕事です。
訪問介護の場合は、ひとりで利用者様のお宅に入ってお仕事をすることが多いです。
利用者様とコミュニケーションを取りながら、淡々と仕事ができる点では集団が苦手でも人と接するのが好きな人には向いているのではないでしょうか?

 

介護ヘルパー初任者研修とは?

介護ヘルパーの資格は現在「介護職員初任者研修」と名称が変わっています。
2013年に変更になったもので、それ以前はホームヘルパー1級、ホームヘルパー2級と呼ばれていた資格をひとつに統合したのがこの資格です。
仕事内容には大きな違いはなく、利用者様のお宅にうかがって掃除・洗濯・調理などの生活援助、排泄・入浴・食事などの身体介護をします。
高齢者のお宅を訪問するイメージが大きいですが、心身に障害を持つ方のお宅にうかがう場合もあります。
介護の仕事をしようと決めたなら、「介護職員初任者研修」(旧介護ヘルパー1・2級)の資格を取るのが近道です。
就職の際アピールできるだけでなく、介護に関する正確な知識・技術を持っていることで自信をもって仕事に取り組むことができます。

 

介護ヘルパーの学校と通信教育はどちらが良い?

介護ヘルパー(介護職員初任者研修)の資格取得のためには通信教育と通学の二つの方法があります。
現在は通信教育+通学の通信講座が圧倒的に多いですが、通学制(完全通学制)もごくわずかですがあります。

【学習期間】
介護職員初任者研修は130時間の研修を修了して取得できる資格ですが、通信講座(通信+スクーリング)を利用すれば、最大40.5時間を通信(自宅学習)、残り90時間をスクーリング(15日間程度)により受講することができます。一方、通学(完全通学制)では最短3週間から1か月、長くても4か月程度の学習期間と違いがあります。

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【費用】通学・通信講座とも、地域や学校、コースによりばらつきがあります。
例として 通学講座(完全通学制)は

アイヘルパースクール 介護職員初任者研修講座…136,160円(税込148,000円)

ウェルクス福祉カレッジ 介護職員初任者研修…43,718円(税込47,520円)
通信講座(通信・通学併用制)はいずれも税別で

GAライフケア 初任者研修平日クラス…43,200円

ニチイ 介護職員初任者研修…150,482円

三幸福祉カレッジ 介護ヘルパー初任者研修…59,500~74,500円(沖縄を除く)

介護教室ケアマイスター 介護職員初任者研修短期集中コース(新宿)…58,797円

キャンペーン価格で受講料が通常よりも安くなっているところが多いようです。
同じ学校でも地域により受講料が異なることもありますので、お住まいの地域でお確かめくださいね。

 

【資格取得のための実習】ホームヘルパーの資格取得では必須だった実習が、介護職員初任者研修では受講者の希望によります。
実習期間の分だけ受講が長くかかります。
【試験】通信・通学両方とも1時間の筆記試験で、実技試験はありません。
合格率は公表されていませんが、ほとんどの受講者が合格しており、普段からまじめに学習していれば合格することができる内容です。

通信教育・通学のそれぞれのメリットとしては、

【通信教育のメリット】
完全通学よりもスクーリングの時間が少ないので、家事や仕事などでまとまった時間を取れない人向き
所定のテキストと3回の課題提出でマイペースに自宅学習ができる
完全通学よりも学習時間が短いため、講習費が安い(10,000円程度)

【通学のメリット】
講師から毎日受講できるので、疑問点などがすぐ解決できる
あらかじめスケジュールが決められているので、自分ひとりで勉強を進めていくことに自信がなくても大丈夫
放課後、講師の先生や受講生仲間と一緒に実技などの練習ができる

 

以上通信教育・通学(完全通学制)のお話をしてきましたが、求職中で家事や仕事などにしばられず比較的時間のある方向けの取得資格の方法があります。
それはハローワーク(公共職業安定所)の訓練制度を利用した方法です。
雇用保険の受給資格があるかないかで「求職者支援訓練」「公共職業訓練」と名称は違ってきますが、どちらも無料で受講することができます。完全通学制と同じ形をとるので、平日の午前~午後の一定の時間に受講することになります。

受講は無料ですが、テキスト代、実習等で実費がかかる場合があります。民間のスクールに通うよりもはるかに格安で受講することができます。
ただし、選考試験があり、応募者が殺到するので倍率が高いこと、面接や筆記試験があるなど、厳しい条件があります。
詳しいことはお近くのハローワークにお問い合わせください。

 

まとめ

高齢者社会では需要の多いこの資格、利用者様のお宅にうかがう訪問介護のイメージが強いですが、有資格者は老人ホームなどの施設でも歓迎されます。
介護の世界では、介護福祉士、認定介護福祉士、ケアマネージャー と上級資格もあり、キャリアと自分自身の勉強次第では幅広い業務に携われるようになります。
大変ですがやりがいのある介護の仕事、介護職員初任者研修はその第一歩としておすすめの資格です。

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