中国にビジネスで出張します。マナーと注意点を教えてください

By | 2015年8月7日

中国ビジネス 出張

最近何かと話題の中国ですが、人口を考えると市場としてはやっぱり魅力的です。

特に最近高齢化が進んできている中国は、各地の市政府がこぞって補助金を出し、高齢者施設を作ったり、サービスを導入したりしています。

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しかし中国は開放からまだ間もないため、社会福祉の整備はまだまだ発展途上で高齢者福祉の問題は山積みです。

そこで高齢化最先端の日本と中国の間に高齢者ビジネスの需要が高まってきています。

 

例えば介護用ベッド、着替えさせやすい衣服、コミュニケーションロボット等の輸出から介護職の教育やサービスの指導等まで、物もサービスもチャンスに溢れています。

しかし介護業界は今まで中国とは付き合いが少なく、いきなりチャンスと言われても…と戸惑う方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今日は中国とのやり取りのコツをお話します。

 

中国にビジネスで出張します。

中国に限らず海外ビジネスには出張が必須です。
特にビジネス立ち上げ期には毎月出張なんてざら。
下手をすると駐在、なんて事もあります。

 

それでは中国に出張する場合、どんな格好で行ったら良いのでしょうか。

日本では出張=スーツですが、中国ではそれほどかしこまらなくても大丈夫です。

中国のビジネスマンはポロシャツとチノパンの人が多いので、こちらもカジュアル~スマートカジュアルな格好で問題ありません。

もちろんスーツ+ネクタイの人もいるので、心配な方はスーツでも大丈夫です。

 

持ち物は出張の長さにもよりますが、3泊4日程度なら国内出張と同程度の持ち物で問題ありません。

大都市であれば、スーパーやコンビニで大抵の物は買えます。

外国人が泊るようなホテルには大抵タオルや洗面具、ドライヤーなどは備え付けがあります。

但し、ホテルのシャンプーは質が悪く髪の毛がごわごわになるので気になる方は日本から持って行った方が良いですが、忘れても向こうのスーパーで外資系のシャンプーがいくらでも買えるので大丈夫です。

 

インターネットはホテルにより無料の所と有料の所があり、ADSLのためとても遅いです。

大きなファイルは送るのに時間がかかることも多いです。

朝は比較的早い事が多いので、仕事などでどうしてもファイルの送付が必要な場合、朝方にチャレンジするのがおススメです。

 

電圧は220Vなので、日本の電化製品はそのままでは使えません。

ノートパソコンの電源は大抵ワイドレンジなので大丈夫だと思いますが、その他の物は使用電圧範囲をご確認の上、必要なら変圧器をご準備ください。
コンセントの形状は色々ありますが、大抵そのまま使えます。

 

中国でのビジネス取引のマナーを教えてください。

中国との取引のマナーですが、基本的には日本よりは厳しくありません。

日本と違って「お客様は神様です」という考えはないため、取引先はあくまでもパートナーであって、上下関係はないと考えてください。

 

中国ビジネスがうまくいかない原因の一つに「日本人は決断するのに時間がかかりすぎる」と言う事があります。

中国企業はトップダウン系が多いので、何か問題が出たら上の人同士で話し合ってもらうのが一番早いです。

取引の重要な段階になったら、社長等の決定権のある人に頼んで出張に同行してもらって下さい。

こちらの重役が出てくると、相手側も同等の立場の人間が出てきます。

そこで細かい話を決めると後で問題が出にくいです。

記録は日本語と中国語で取り、内容に違いがないか双方でチェックしておきましょう。

 

連絡は携帯電話で取るのが一般的です。

相手からも時間など関係なくかかってきますので、こちらからも遠慮なくかけて大丈夫です。

 

また、出張時に取引先と一緒に食事をする事があると思います。

食事の席は大事なコミュニケーションの場です。

中国人は友達をとても大切にします。

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友達になれれば無理を言っても聞いてもらえますし、逆に言うと友達になれないと、通り一遍の対応しかしてもらえません。

食事の席は大事にするようにして下さい。

くれぐれも仕事の話ばかりしないようにご注意を。

 

中国人はプライベートについてなんでも聞いてきます。

例えば家族構成、家の大きさ(何平米か等)、月々の家賃、光熱費等々そんなことまで聞くの!?という事を聞いてきます。

彼らはこれらを値踏みのためではなく、単なる興味で聞いてきます。

自分たちの事も事細かに教えてくれます。

言いたくない事は濁して構いませんが、どうでもいい事なら教えてあげて下さい。
それをきっかけに会話が弾み、仲良くなることが多いです。

中国人とのビジネスは個人的なコミュニケーションがとても大切です。
ビジネスライクな関係だと後々問題が起きた時に解決が難しいので、なるべく積極的に会話を楽しみましょう。

 

中国でのビジネスの注意点を教えてください。

さて、先ほどは取引先とのやり取りのマナーや注意点を中心にお話ししましたが中国ビジネスでは取引先とのやり取り以外に、とても面倒な中国特有の問題があります。

それは法律です。

 

<span style=”background-color: #ffff00;”>中国の法律は頻繁に変わります。</span>

そして変わってからもすぐ施行されるわけではなく、地域によって時間差や温度差があります。
また、担当者によっても温度差があります。

そのため、「この間は出来たのに今回は出来ない」「あそこでは出来たのにここではだめ」等日本では考えられないような様々な問題が発生します。

 

特に輸出ビジネスでは税関の手続きにご注意ください。

この間は税関が通れたのに、今回は通れない…という事がよくあります。

輸出する物が決まったら、事前に相手方に連絡して通関手続きなどの確認をしましょう。

事前に登録が必要な物もありますので、そういった事柄を一つ一つ潰していく必要があります。

納期に間に合わない!という事のないように早めに、事前に、が鉄則です。

特に電気を使う製品は要注意です。

例えば電気を使う物、介護用のリハビリ器具(パワーアシスト等)、電動車いす、介護用ベッド等…。

中国にはCCC認証(中国強制製品認証制度)と言う制度があり、これを取得していないと中国国内で販売できないケースがあります。

電気製品は引っ掛かりますので、必ず確認してください。

 

また、日本側からの輸出時には「該非判定」という書類が必要です。
これは「兵器に使われるような物ではない」という証明書で、メーカーに頼んで作ってもらう必要があり、時間がかかる事があるので、

事前に準備をしておきましょう。

また支払いに関しても、中国は外貨の管理を厳しく行っているため、書類が揃っていないと振り込めない、という事がありますので事前に銀行や相手方、貿易関連の処理をする方ときちんと打ち合わせをする必要があります。

中国とのビジネスは確認、確認、また確認、になります。

 

基本的に中国側には報連相という概念は余りありませんから、日本側があらかじめ色々調べて確認する必要があります。

最初はトラブルの連続だと思いますが、相手に悪気はありません。

そういうものだと思って、問題点を一つ一つ説明し、理解してもらう必要があります。

 

まとめ

色々お話して、「中国ビジネスってそんなに大変なの…」と思った方もいらっしゃるかもしれません。

注意点を中心にお話ししたのでそう思われるかもしれませんが、大変なことと同時に楽しい事もいっぱいあります。

仲良くなると困った時に必ず助けてくれますし、無理なお願いも聞いてくれます。

単なるビジネスの相手ではなく、パートナーとしての存在になります。

 

中国は今「世界の工場」から「世界の市場」へと変化をしています。
人件費の高騰などで生産拠点としては撤退が続いていますが、市場として乗り出す人も多いです。

今後の大きな発展が見込める高齢者ビジネス等、チャンスはたくさんあります。
ここで一発頑張ってみてはいかがでしょうか。
思ったよりも大きな収穫があるかもしれませんよ!

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