お盆お供えの花の種類を教えてください。お膳は?後始末は?

By | 2015年6月12日

お盆のお供えお盆は、先祖や亡くなった人たちの霊が現世に帰ってくる期間といわれています。そのため、この時期に、その霊を祀るためにお花や、お供え物をするというのが一般的です。
そして、お盆は、先祖や亡くなった人たちが苦しむことなく、成仏して下さいと、私たち子孫が、供養をする時なのです。
ここでは、そんなお盆のお供え物って、どうすればよいのかをご説明していきましょう。

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お盆お供えの花の種類を教えてください。

お盆のお供えの花の種類ってどのようなものがよいのでしょうか。
一般論として、トゲがある花やにおいがきつい花、毒のある花は避けた方が良いとされています。

花の種類に特に決まりはないのですが、和花の定番の花は、菊です。
菊は、邪気を祓う意味があり、また花自体が長持ちすることからお供えの定番となっています。
菊以外に仏花としてよく使用される花は、リンドウ、キンセンカ、グラジオラス、カーネーションなどが一般的です。

ですがこれらは、和花なので、おしゃれな洋花がいいという方は、ユリやトルコキキョウ、スプレーカーネーション、デンファレなどの花も使用されます。
色のある洋花で、淡いブルーなどのデルフィニュームも使われます。
基本的に白色系の花が使われますが、淡い紫色や黄色などの花を使う地方もあり、土地の風習や宗派によって違うようです。

 

新盆では、家族の気持ちを考えて、やさしい色あいの花を送るのが一般的で、白い花のみを使用することが多いです。
亡くなられてから、年数が経っている場合であれば、季節の花々や故人が好きな花を供えるという方もいるようですね。

基本的にお盆のお供えの花は、夏場であることから長持ちする種類が多いようですね。
最近では、忙しい方も多く、夏場の生花の持たない時期には、枯れないお花、プリザーブドフラワーのアレンジメントをそなえる方もいるようです。

花屋は、プロなので選ぶときに、相談しながら選ぶといいでしょう。

さらに、お墓や仏壇などにお花を供えるところは、基本的に2箇所あるので、お花を用意するときも2つ一組(一対)で買いましょう。
仏事に供える花の本数は奇数が基本となります。

お盆にお供えする花は、故人やご先祖様を偲び供えます。
事前にお供えを持っていく先の風習や宗教を確認し、失礼のない素敵なお花を選びたいものです。

 

お盆のお供えお膳の作法は?

お盆には、ご先祖様や亡き人の魂が、我が家にに帰ってきます。この間に、この世の私達が、あの世からやってきたご先祖様や亡き人の魂におもてなしをするのです。
このおもてなしが、お盆のお供え膳です。料理は、基本的には、精進料理です。
夏のお盆では、精進料理をいただき、同じご飯を仏壇にお供えするのが基本のようです。
先祖の霊が自宅に泊まるとされる13日、14日、15日に家族の食事の前にお供えします。(地方で若干違います。)
精進料理とは肉や魚類を使わない、豆類や野菜を使った料理のことです。仏教で殺生を禁じられていたために編み出された、修行僧の食べ物でした。

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お盆になぜ精進料理を食べお供えするのかさまざまな説がありますが、理由ははっきりとはしません。
精進料理をお供えするのが一般的ですが、故人が好きだった食物をお供えしてもいいようです。
ですがやはり仏さまになったご先祖様や故人には、仏さまの作法にのっとったお膳をお供えしたいものです。

お盆のお膳は、一汁三菜です。(汁ものが一種とご飯とおかずが3品のお膳です。)

・飯椀:ご飯で上部を丸くします。

・汁椀:吸い物、お味噌汁で豆腐、油揚げ、ワカメなどをいれます。出汁には煮干や鰹節ではなく、干し椎茸の戻し汁や昆布を使います。

・高皿(猪口いのくち):漬け物で、浅漬け、たくあん、ぬか漬け、梅干し等です。

・平椀(平皿):お煮しめ(椎茸、人参、芋類の煮物など)

・壺椀:煮豆、和え物(胡麻和え)、おひたし、酢の物等です。

お椀は、仏膳にのせお箸を仏さまのほうへ向けて、お供えします。
宗派によって若干の違いがあります。

お盆に帰ってきた、ご先祖様や、故人を偲び、まごころのこもった手作りのお膳でおもてなしをすることで、ご先祖様も故人も、喜んでもらえることでしょう。
昔は、食事のたびにお膳を作り替え、自分たちの食事と同じものをお供えしたのですが、今は洋食を食べる家庭も多くまた、仕事があったり家族で出かけたりして、毎食お供えするのは難しいのが現実です。
ですから、お盆期間中にせめて、一度だけは、精進料理のお膳を用意し、家族みんなで、同じ物をいただき、故人を偲びたいですね。それがお盆の良き供養となるでしょう。

 

お盆のお供えの後始末の仕方を教えてください。

お盆のお供えの後始末って、どうしたらいいのでしょうか。

お盆のお供え物は、本来は土に還すのが良いとされています。川や土に還すそうです。
でも、最近では、マンションに住んでいたり、川に流すのは環境に悪いのが現実です。
庭のある家なら、お花は、土に埋めてもいいでしょう。
出来ない場合は、枯れたお花は、ゴミと一緒に処分します。その時に、ご先祖、亡き故人を供養していただいてありがとうございますという気持ちを込めて、処分します。

昔は、お供えの食べ物も細かくして庭の隅に捨て、鳥や蟻に食べてもらったり、土に還していました。
現代の住宅環境では、それは難しいですから、半紙のような白い紙に包み塩で清め、普通の家庭ごみと一緒に処分する方もいるようです。

ですが、やはりもったいないです。

「お供えはみんなでいただきましょう!
家族で一緒に食事をするのが一番。お下がりを食してご先祖さまと同じものをいただきましょう。
それが代々命を引き継がせてもらってる、感謝の気持ちになりますから。
捨てるなんてもったいない。ご先祖さまと一緒に食しましょう。
それが一番良いです。」と、真言宗陽明山浄徳寺のご住職もおっしゃっています。

 

また、お寺のお炊き上げで処分してもらえることがありますので相談してみるのも一つの方法ですね。

お盆の供え物は、ありがたく頂いたり、自然に還したりして、故人を敬い感謝する気持ちが大切ですね。

 

まとめ

お盆のお供えの花、膳、後始末についてお話してきましたが、すべて出来なくても、少しでもすることで、ご先祖様や亡き故人への最高の供養となるでしょう。

ご先祖様があっての自分であり、いのちがつながっているということを感謝し、お盆の準備をしませんか。

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