七夕の由来や意味は?短冊とは?笹飾りの後始末はどうする?

By | 2015年4月29日

七夕の由来多くの人が慣れ親しんだ古くからの風習「七夕祭り」。

一見、日本だけの古い風習のようにも思えますが、
実は日本だけでなく、中国、韓国、台湾、ベトナムにも伝えられている節供なのです。

思い返せば、2010年に公開された映画「ベストキッド」の中でも
中国の七夕祭りのシーンがありましたね。

影絵を使った七夕伝説の紙芝居が
とても印象的だった方も多いのではないでしょうか。

 

さてそんな七夕伝説の由来を子供に語っていくために、
まずは大人である私たちが理解しておかなければなりません。

どうして七夕には願いをかけるのか、その意味は何なのか、
そして笹飾りの後始末など普段人に聞いてもあまりはっきりした答えが
返ってこないような詳しい内容についてご紹介していきたいと思います。

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七夕の由来や意味を教えてください。

七夕文化が日本にやってきたのは、今からずっと昔の奈良時代のことでした。

元々中国で語り継がれていた七夕文化が、海を越えこの日本に届けられたのです。

昔の七夕といえば、女性が着物を織るために使う織機のことを棚機(たなばた)と呼び、
機織の際の上達を願うためのお祭りを乞巧奠(きこうでん)と呼んでいました。

 

それが7月7日に行われていたため、時代の流れと共に徐々に形を変え、
棚機のお祭りが七夕祭りへと変化していったというのが一つの説です。

 

中国から伝わってきた乞巧奠の由来というのが、
織姫と彦星の恋物語にもなった星座のベガとアルタイルから作られたストーリーです。

それが一体どうして着物の上達を願うお祭りになったかというと、
織姫と彦星のストーリーの中では、織姫というのは機織の技術にとても長けているという設定です。

彦星と夫婦になった織姫は、彦星が愛しいばかりに機織の仕事を疎かにするようになりました。

それに腹を立てた天帝が、2人の間に天の川を隔てて離れ離れにしました。

機織の仕事をしっかりやるという条件で、年に一度だけ2人を引き合わせることにしたのです。

女性の多くが恋にかまけて仕事を疎かにしないように、
気を引き締めて機織の上達に専念することを願うお祭りだったというわけです。

 

七夕の由来 短冊の意味とは?

そこで気になるのが短冊の意味についてですね。

元々乞巧奠では、短冊ではなく赤、青、白、黒、黄の「五色の糸」が供えられていました。

機織の上達を願うための糸ですね。

 

これが宮中行事になる頃には、書道の上達を願うために
和歌を書いて笹竹に吊るす風習が生まれたのです。

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それが江戸時代になった頃には、
色とりどりの短冊にさまざまな願いをかけて吊るすようになったのです。

この由来から考えると、短冊に願いを書くのではなく、
直接上達したいものに願いを書き入れて飾る方が何だか効果があるように思えますね。

糸を飾るにあたって、重要視されていたのがその色の種類で、
中国の陰陽五行説にもある5つの徳にちなんで選ばれた色です。

五徳というのは仁・義・礼・智・信の5つで、簡単に説明すると、

=人を思いやること、
=利欲にとらわれず成すべきことをすること、
=仁を具体化したこと、礼節を重んじることなど、
=道理をよく知り得ている人、
=友情に厚いことや誠実であることといった意味があります。これらにちなんだ色というのが、

仁は青、義は白、礼は赤、智は黒、信は黄といったように
一つ一つの色に意味があるのです。

短冊の色が、何種類もあるのは何も綺麗な飾りのためというわけではないようですね。

願いを掛ける際、その色にこそ意味があったのです。

七夕の笹飾りの後始末はどうすればいいのですか?

このように神聖な意味を持つ七夕飾りですが、
いざ七夕を終えた時にその後始末についてどういう対処をするべきか迷ってしまいますね。

古くから伝わる意味を持つ七夕飾りをまさかゴミ箱に捨てるわけにもいかず、
一体どうすればいいのかわかりません。

取るべき道は、しっかりと焚き上げするのがセオリーです。

とはいえ、最近では七夕後に焚き上げをする学校や施設なども少なく探すのに苦労すると思います。

 

そこで多くの方が利用するのが、神社で行う焚き上げです。

七夕の飾りつけを行った神社はもちろんですが、
近所の神社などでも焼いてくれるところは少なくありません。

事前に問い合わせをして、
焼いてくれるかどうか確認してから持って行くというのがいいでしょう。

その他には地域で七夕イベントなどを実施したところに問い合わせて、
七夕飾りを焚き上げする時に一緒に焼いてもらうという方法もあります。

 

まとめ

古くからの風習である七夕祭りにこのような深い意味が込められていました。

未来を担う子供たちにしっかりと伝えておくことで、
行事も大切に続けられていくものなのでぜひ子供のうちから聞かせてあげたい由来ですね。

これまで七夕は学校行事に任せっきりだったという方も、
これを期に七夕飾りを自宅で準備してみてはいかがでしょうか。

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